2020年4月28日（火）13：00～17：00

**下記講演会は開催中止となりました。**

第166回ラドテック研究会講演会

期　日：2020年4月28日（火）13：00～16：40
会　場：東京理科大学神楽坂キャンパス1号館17階　記念講堂
主　催：一般社団法人ラドテック研究会
協　賛：一般社団法人近畿化学協会・一般社団法人色材協会・合成樹脂工業協会
一般社団法人日本接着学会・一般社団法人日本塗装技術協会
一般社団法人有機エレクトロニクス材料研究会・フォトポリマー懇話会
日本放射線化学会（予定）

＜プログラム＞
１） 13：00～13：50
「量子ビームによる機能性高分子膜の創製研究：グラフト重合、構造解析、インフォマティクスの活用」
　　量子科学技術研究開発機構　　　前川　康成　氏
燃料電池、2次電池や食塩電解・製造に利用される高分子電解質膜について、量子ビームを利用したグラフト重合、構造・機能解析やインフォマティクスによる機能予測など量研高崎研における最近の成果を紹介する。

２） 13：50～14：40
「化学修飾ナノグラフェンのエッジ構造と光機能制御」
　　広島大学　　灰野　岳晴　氏
酸化分解により得られるナノグラフェンを化学修飾することで20nm程度の大きさの均一な化学修飾ナノグラフェンを調製することに成功した。得られたナノグラフェンは有機溶媒に可溶であり，白色や近赤外に発光する新しい炭素材料であった。

＜14：40～15：00 　コーヒーブレイク＞

３） 15：00～15：50
「芳香族複素環化合物の熱転位、光転位を基盤とした高分子の屈折率制御」 　　　
　　神奈川大学　亀山　敦　氏
芳香族複素環を有するカルボン酸エステル誘導体の熱転位反応と光転位反応の開発、芳香族シアヌレート化合物の熱転位反応と光転位反応の開発、およびそれらの転位反応を基盤とした高分子の屈折率制御について解説する。

４） 15：50～16：40
「光ファイバ用ＵＶ硬化型コーティング材料の開発」
　　JSR株式会社　篠原　宜康　氏
今年から商用サービスが本格的に始まる次世代モバイル通信規格“5G”、最近話題のIoTやビッグデータ活用は、光ファイバの高速デジタル通信により実現されている。光ファイバ用途で活躍するJSRのＵＶ硬化型コーティング材料“デソライト®”の開発について報告する。

◆17：00～18：30　交流会・ミニ展示会　大会議室にて
※プログラムは変更になる場合がございます。